インプラント 治療成功のポイント
インプラントが治療され食事が問題なくでき、治療後10年経過しても何もトラブルがない状態を成功と考えています。この状態は、現在では意外と用意に達成できるようになっています。
しかし、すべてがそうなる訳ではありません。患者様の状態―とりわけ骨の状態―は千差万別です。少し古いものですが、世界中の熱心な歯科医師のデータでも、手術されたインプラントの成功率は約90%前後です。現在では95%前後でしょうか。いずれにしても、上手に骨と接合せず、失敗に終わるものもあります。
インプラントの成功とは何なのか?
もちろんその原因もあるわけで、手術の精度、骨の状態、生活習慣、とりわけ喫煙の影響などが挙げられます。
ただし、失敗といっても痛みが続いたり、腫れが続いたり、麻痺が起こるようなことは普通はありません。再治療でカバーできます。当医院の最近の1000本のデータでは成功率98%で、上手く骨と接合しなかった例も再治療で上手くいっています。
また重要な問題ですが、すべての歯科治療は治療後の清掃などのケアが必要です。噛み合わせの調整や定期清掃、検診なくして10年単位の快適な機能は望めません。患者様のご協力とご理解をお願いしています。